Ceramic artist

田中哲也 (Tetsuya Tanaka)

  • 職業:陶芸家
1970年生まれ。滋賀県野洲市在住
近畿大学卒業後、出版社に勤めるが、バブルの煽りで倒産。以前より興味を持っていた、美術を学ぶため、工場で働きながら、武蔵野美短大美術科、京都造形芸術大陶芸コースの通信制大学を卒業。2002年から陶芸家として活動する。主な作品シリーズとして、2003年からの陶をボルトで連結させた「空(QOO)」、2004年からの陶と金属を組み合わせた「ヘキメンノシコウ」等がある。近年、見えないものや、形のないものを盛る器というコンセプトで陶芸から、コンテンポラリーアートへのアプローチを試みている。2010年には、音を盛る器として響器-HIBIKI、2012年に光を盛るための器として輝器-KAGAYAKIを制作した。常々アートとクラフトの臨界点を提示できないだろうかと思っている。

作品に対する想い

自然には、勝てない。自然の雄大さと美しさには勝てない。それに比べると、人一人がつくるものはしれていると思う。ではなぜ、人はARTを目指すのか、その存在理由の一つに、記憶を蘇らせる装置として在り得る。現世はもちろん、遺伝子の記憶までも蘇らせる。それがARTにはできると思う。空想だが、遺伝子のなかに何らかの記憶媒体があり、そこには、祖先たちが経験した瞬間が記されているのではないだろうか。作品を観ることによって、何らかの記憶が蘇る、無意識であれば心が騒ぐ。観た人の心が騒ぐ、そのような作品をつくりたい。それから、やきものは、何万年も腐さらない。割れない限り、その形、色を永い間保つことができる。この時代につくったものが、何万年も先まで残る。時代を超えて愛される、そのような作品をつくりたい。

活動履歴

  • ■2005/Tokyo-New York Ceramic Art Competition 2005 Grand Prize Tokyo Award受賞
  • ■2005/全国公募2005陶芸財団展 陶芸財団理事長賞受賞
  • ■2006/10th Anniversary New York-Tokyo Friendship Ceramic Competition Exhibition 日本ギャラリー(ニューヨーク市)
  • ■2007/平和堂財団芸術奨励賞受賞
  • ■2007/BIWAKOビエンナーレ2007 近江八幡市周辺(滋賀県)
  • ■2007/第20回陶芸美術館展覧会花の器コンテスト 優秀賞受賞
  • ■2008/2008 Shanghai International Ceramic Invitation Exhibition  Wison Art Center (上海)
  • ■2008/田中哲也、近持イオリ、萩駿、山中隆展「歩みつづけるアート展」 企画:比良美術館
  • ■2009/田中哲也、兼藤忍作品展「ボクの中の少年・ワタシの中の少女」
       企画:近江八幡市立かわらミュージアム(滋賀県)
  • ■2009/田中哲也陶展「ヘキメンノシコウVol.2」 ハイアット・リージェンシー・オーサカ 
       企画:ムーンストラック
  • ■2009/「シリーズ湖国の陶芸家 田中哲也‐ノスタルジックな近未来の情景」
       滋賀県立陶芸の森陶芸館 企画:滋賀県立陶芸の森
  • ■2010/BIWAKOビエンナーレ2010
  • ■2011/田中哲也陶展「端境の焼失点」 企画:大丸心斎橋店現代陶芸サロン桃青
  • ■2011/Gyeonggi International CERAMX Biennale 2011 INTERNATIONAL CERAMIC WORKSHOP IN YEO JU 招聘  主催:京畿道
       主管:韓国陶磁財団
  • ■2012/大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012 新潟県
  • ■2012/CERAMICA MULTIPLEX 2012
    City Museum Varazdin Herzer Palace(クロアチア) Kapfenberg(オーストリア)
  • ■2012/BIWAKO ビエンナーレ2012

MENU

CONTENTS